こんにちは!
SDGsって何でしょう。オフィシャルサイトはいろいろ書かれていて読むのが面倒ですね。
今回はSDGsについて、簡単に理解できるようにまとめてみました!
SDGsの17個の国際目標、地球のために何ができるのか。
SDGsとは
SDGsとは「持続可能な開発目標」のことです。
英語で「Sustainable Development Goals」となり、このアルファベットからSDGsと言います。
17のグローバル目標と169のターゲット(達成基準)からなる、国連の開発目標で、2016年から2030年までの間に、世界中全ての人が取り残されないようにしようという国際目標です。
この17の目標が全部クリアすれば、持続可能かつ世界平和になるので、2030年までに達成していこうということですね。
17の目標とは
①貧困をなくす
→「あらゆる場所のあらゆる形態の貧困に終わらせる」
2030 年までに現在 1 日 1.25 ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困 をあらゆる場所で終わらせる
いくつかの事例の中で貧困について具体的数字のあるものです
②飢餓をゼロに
→「飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する」
5歳未満の子どもの発育阻害や消耗性疾患について国際的に合意されたターゲットを
2025年までに達成するなど、2030年までにあらゆる形態の栄養不良を解消し、若年
女子、妊婦・授乳婦及び高齢者の栄養ニーズへの対処を行う。
2025年までに達成と記された内容です。
③すべての人に健康と福祉を
→「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」
すべての国が新生児死亡率を少なくとも出生 1,000 件中 12 件以下まで減らし、5 歳以 下死亡率を少なくとも出生 1,000 件中 25 件以下まで減らすことを目指し、2030 年ま でに、新生児及び 5 歳未満児の予防可能な死亡を根絶する
細かい数字で記されている内容がありました。
④質の高い教育をみんなに
→「すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」
2030 年までに、すべての若者及び大多数(男女ともに)の成人が、読み書き能力及び基本的計算能力を身に付けられるようにする。
まだ教育が行き届いてない国もありますから、あと8年で達成したらすごいですね。
⑤ジェンダーの平等
→「ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う」
公共のサービス、インフラ及び社会保障政策の提供、ならびに各国の状況に応じた世帯・家族内における責任分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価する。
女児は学校へ行かずに家事を手伝うという国もあります。全世界の女性に自由が訪れたら、未来は変わりますね。
⑥安全な水とトイレを世界中に
→「すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する」
2030 年までに、汚染の減少、投棄の廃絶と有害な化学物・物質の放出の最小化、未処理の排水の割合半減及び再生利用と安全な再利用の世界的規模で大幅に増加させることにより、水質を改善する。
日本は水では恵まれていますが、無駄に使わないようにしたいですね。
⑦エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
→「すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する」
2030 年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。
原発事故のあった日本から、もっと再生エネルギーの使用について発信していきたいものですね。
⑧働きがいも経済成長も
→「包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する」
各国の状況に応じて、一人あたりの経済成長率を持続させる。特に後発開発途上国は少なくとも年率 7%の成長率を保つ。
強制労働や人身取引、児童労働を根絶することをねらいとしています。
⑨産業と技術革新の基盤をつくろう
→「強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る」
2030年までにイノベーションを促進させることや 100万人当たりの研究開発従事者数を大幅に増加させ、また官民研究開発の支出を拡大させるなど、開発途上国をはじめとするすべての国々の産業セクターにおける科学研究を促進し、技術能力を向上させる。
日本は資源が少ないので、国を挙げて研究開発しなければなりませんね。
⑩人や国の不平等をなくそう
→「各国内及び各国間の不平等を是正する」
2030 年までに、移住労働者による送金コストを 3%未満に引き下げ、コストが 5%を越える送金経路を撤廃する。
国内および国家間の所得の不平等だけでなく、性別、年齢、障害、人種、階級、民族、宗教、機会に基づく不平等の是正も求めています。人口の減る日本では、移住労働者を更に受け入れていかなくてはなりませんね。
⑪住み続けられるまちづくりを
→「包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する」
世界の文化遺産及び自然遺産の保護・保全の努力を強化する。
開発だけでなく、自然保護の内容も網羅されていたのはよかったと思います。
⑫つくる責任つかう責任
→「持続可能な生産消費形態を確保する」
2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
食品廃棄は日本では問題ですね。個々の意識改革、また、作りすぎないことも考えなくてはいけません。
⑬気候変動に具体的な対策を
→「気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる」
気候変動対策を国別の政策、戦略及び計画に盛り込む。
地震や台風被害が毎年のように起こりますね。できる対策はとっておきたいです。
⑭海の豊かさを守ろう
→「持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する」
あらゆるレベルでの科学的協力の促進などを通じて、海洋酸性化の影響を最小限化し、対処する。
海が酸性化すると、海産物をたくさん食べる日本人にはかなり影響しますね。
⑮陸の豊かさも守ろう
→「陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する」
2020 年までに、外来種の侵入を防止するとともに、これらの種による陸域・海洋生態系への影響を大幅に減少させるための対策を導入し、さらに優先種の駆除または根絶を行う。
外来種の侵入はペットとして飼われたカメやザリガニが川などに捨てられて繁殖などということも身近に聞きますね。
⑯平和と公正をすべての人に
→「持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する」
2030年までに、すべての人々に出生登録を含む法的な身分証明を提供する
日本では当たり前ですが、あと8年で全世界で達成できるのでしょうか。
⑰パートナーシップで目標を達成しよう
→「持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する」
2020年までに、後発開発途上国および小島嶼開発途上国を含む開発途上国に対するキャパシティ・ビルディング支援を強化し、所得、性別、年齢、人種、民族、居住資格、障害、地理的位置、およびその他各国事情に関連する特性別の質が高く、タイムリーかつ信頼性のある非集計型データの入手可能性を向上させる。
発展途上国に支援と言っても、お金、技術だけでなくインフラなども整備しなくてはなりません。
でも、世界中の国のすべての人が一定レベルの水準に達した時、本当の世界平和になるかもしれませんね。
数年後、17が18に増えるとも言われています。2030年までに世界はどのように変わるのでしょうか。
私たちも、地球に良いこと、平和のためにできることは、個人レベルででもやっていきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント
“SDGsの17個の国際目標、地球のために何ができるのか。” への2件のフィードバック
[…] SDGsのまとめ記事はこちら […]
[…] 「SDGS」は持続可能な開発目標として世界的に掲げられています。 (SDGsのまとめ記事はこちら) […]