マチネの終わりに・福山雅治がクラシックギターで弾いている曲は?

こんにちは。

11月1日から公開されている映画「マチネの終わりに」で印象的な曲が流れています。

とても気になったので調べてみました。

それでは、「マチネの終わりに・福山雅治が弾いている曲は?」ということで書いていきたいと思います!

マチネの終わりに・福山雅治がクラシックギター弾いている曲は?

マチネの終わりに・・とは

芥川賞作家・平野啓一郎の小説を原作にした恋愛ドラマ。

日本、パリ、ニューヨークを舞台に、共に40代の男女が惹(ひ)かれ合う姿を描いています。

映画のあらすじ:

クラシックギタリストの蒔野聡史(福山雅治)とフランスの通信社で働く小峰洋子(石田ゆり子)は、出会ったときから運命のようなものを感じていた。しかし洋子には婚約者がいて、さらに二人とも世界を飛び回っていたことから、関係は途絶えてしまう。

映画の公式サイトはこちら

上記に映画のおおまかな情報をピックアップしました。

さて、気になる曲は、↓こちらの予告編で福山雅治さんが演奏している曲です。

クラシックギターで演奏されている曲は

印象的なフレーズが耳に残る、素敵な曲ですね。

これはパラグアイの作曲家、詩人であるアグスティン・ピオ・バリオス( Agustín Pío Barrios)の「大聖堂」という曲です。

Wikipediaでこの曲は下記のように記載されています。

バリオスの作品は、3つの根本的なカテゴリーに分けることができる。

国民楽派、パスティーシュ、宗教性である。

中米や南米の民謡を模倣した楽曲を創り出すことによってバリオスは母国の音楽伝統や民衆に敬意を払っている。

バロック音楽やロマン派音楽の時代様式と作曲技法を模倣することは、バリオスの職人芸の一端であり、《大聖堂(La Catedral》(1921年)はバッハの摸作と看做し得る。

この《大聖堂》は、バリオスの宗教体験に触発されており、したがって宗教的な楽曲に分類してもよい。

信仰心や宗教体験は、バリオスの作曲過程においても重要な役割を担っている。

ぐるぐると続くような印象的なフレーズは、何かイメージされたものがあるようにも感じますね。

このバリオス作品は人気があり、演奏したり録音するギタリストは多いそうです。とくに「大聖堂」は多くのクラシックギタリストが演奏する人気のある曲だそうです。

バリオス作品を演奏する主なギタリストは、

シラ・ゴドイ、デイヴィッド・ラッセル、シャロン・イスビン、ベルタ・ロハス、アベル・カルリェバロ、カルルシュ・バルボサ=リマ、エドゥアルド・フェルナンデス、セザール・アマロ、ラウリンド・アルメイダ、アンティゴニ・ ゴーニ、ヤコヴォス・コラニアン、ヴルフィン・リースケ、アンヘル・ロメロ、エンノ・フォールホルスト、李潔、村治佳織、木村大など。

バリオスは手がとても大きかったようです。そのため、バリオス作品は、技巧的に難度が高いだけでなく、一般的には不可能な運指が左手に要求された箇所も多いそうです。

このような場合は、かなり長い指を持った演奏者でさえも苦戦を味わうことが多いことから、ギタリストにとっては弾きごたえのある曲とも言えるのではないでしょうか。

この曲は3楽章の構成で、上記の映画予告で聞かれるのは第3楽章となります。

第1楽章 「郷愁」

第2楽章 「宗教的アンダンテ」

第3楽章 「荘厳なアレグロ」

ギタリストの演奏とまとめ

まずはこの映画「マチネの終わりに」で福山雅治さんにクラシックギターの指導をされた福田進一さんの演奏はこちらです。(かなり昔の映像です)

続いてパク・キュヒさんの演奏です。

他に著名な日本のギタリストの演奏が見つかりませんでした。

そういう意味でも難曲なのかもしれませんね。確かに、第3楽章は難しそうです。

この難しそうな第3楽章ですが、映画では福山雅治さんが実際に演奏しているそうですよ!

弾き方を覚えるだけでも大変そうですよね!

今回は「マチネの終わりに・福山雅治がクラシックギターで弾いている曲は?」ということで調べたことを書いてきました。

実は私、この予告編を見てから、あのフレーズが頭から離れなかったので調べてみました!

映画も近々見に行く予定です。曲のことを調べたら、見に行くのが楽しみになりました!

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!


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