5Gが始まる!人体影響はない?危険リスク、安全性は?スイスでは停止か

こんにちは。
いよいよ5Gがスタートします。

日本のニュースでは、何か新しいことが始まるといったポジティブな印象ですが、海外では懸念されていることもあるようです。

今回はこの「5G」について調べてみました。

5Gが始まる!人体影響はない?危険リスク、安全性は?スイスでは停止か

ドコモは3月25日から「5G」が開始です。

「5G」サービスを提供開始
株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、第5世代移動通信方式(以下、5G)を用いた通信サービスを2020年3月25日(水曜)から提供開始します。
「5G」の通信速度は、提供開始時点で受信時最大3.4Gbps6月以降は受信時最大4.1Gbpsとなります。
「5G」の対応エリアは2020年3月末時点で全国150か所、2020年6月末には全都道府県へ展開します(ドコモ・報道発表資料より)

そしてソフトバンクも3月27日からスタートですね。

「SoftBank 5G」は3月27日スタート! 5Gならではの魅力を多くの方へ。5G対応スマホや新サービス・料金プランを発表
発表会には、ソフトバンク株式会社 代表取締役 副社長執行役員 兼 COO 榛葉淳が登壇。高速・大容量、低遅延の通信が可能な第5世代移動通信システムの商用サービス「SoftBank 5G」を、2020年3月27日から開始することを宣言。さらに、5G時代ならではの臨場感あふれる視聴体験ができるコンテンツ配信サービス「5G LAB」を同日から提供開始することを発表しました。(ソフトバンクニュースより)

5Gの周波数は4G(LTE)の帯域幅よりもさらに広い帯域幅なため、同時にたくさんのデータを送受信できるということです。

よく言われているのは、「2時間の映画を3秒でダウンロード」が、可能になる、ですね。

これは2018年に作られたソフトバンクの動画です。5Gについて説明しています。

https://youtu.be/3-nZI6_lA_A

ここまで聞くと、未来へ向けた素晴らしいことのように感じます。日本ではそのようなポジティブな報道しかされていません。

しかし、世界では、必ずしも5Gをポジティブに捉えているわけではありません。

5G、スイス政府が健康懸念で使用停止 英紙報道、他国に影響も

2月13日付の英紙フィナンシャル・タイムズは、スイス政府第5世代(5G)移動通信システムのネットワークの使用停止を命じたと報じた。5Gが健康に与える悪影響への懸念が拭えないためという。
5Gの展開が世界各地で進む中、欧州で比較的進んでいるとされるスイスの判断は他国に影響を与える可能性もある。
報道によると、スイスの環境当局が1月末、国内の州政府に書簡を送付した。同当局はさらに5Gの電波の影響を評価しなければ、安全基準を提示できないと説明。検証作業に「時間がかかる」とした。
スイス通信大手スイスコムは、環境当局の検証作業によって5Gインフラの設置作業が中断することはないと説明。「制限値内の電波が健康に害を与えるという証拠はない」と指摘している。(SankeiBizより)

5Gは、「高い周波数の電波を使用すること」人体への悪影響を及ぼすとされ、健康不安問題を引き起こす理由とされます。

特徴のひとつである「高速化」を実現するために使用される「ミリ波」は、渋滞の周波数帯と比べると大変高く、また、長距離通信への信頼性が低いことから、アクセスポイント同士の距離を縮めることが必要となるそうです。

そのため「ミリ波は危険だ」「アクセスポイントが増えることで、より多くの電磁波にさらされてしまう」などと心配されるようになったと考えられます。

総務省は、「電波防護指針」により電波の基準を定め、安全性を確保しているため、熱作用によって健康に悪影響が生じることはなく、がんやその他の健康に対しても悪影響を及ぼす根拠はない、健康リスクに関する危険性が低いと言っています。

しかし、現段階では研究途中である部分が多いとされます。

従来の無線通信に加えて、5Gを使用する成人に対し脳腫瘍と白血病の発症リスクを検討する研究や5G電波を浴びた際の人体の皮膚への影響などを調査する研究がされてはいるようですが、まだ結論には至ってないようですね。

2011年5月には国際がん研究機関(IARC)が、携帯電話の使用と発がん性の関連性について言及しています。

そして、国立がんセンター子どもが携帯電話を利用することのリスクについて述べていることからも、安全であるかどうかに関しては、まだグレーという現状です。

Twitterなどでは心配する声も上がっているようです。

危険でないのなら、そのような検証結果などを公表する等、もっと議論があってもよいのではと思いました。

皆さんも、少し立ち止まって考えてみてはどうでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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