初心者でも蛇腹楽器!コンサーティーナって

初心者でも蛇腹楽器!コンサーティーナって

こんにちは!今日は、アコーディオンのようなコンサーティーナという楽器について書いていきたいと思います。

何それ?聞いたことないという人も、もしかしたら演奏してみたくなるかもしれませんよ!
というわけで「初心者でも蛇腹楽器!コンサーティーナって」を書いていきたいと思います。

アコーディオンの仲間・コンサーティーナ?

コンサーティーナとは、イギリスで生まれた蛇腹楽器で、なんと物理学者であるチャールズ・ホイートストンが発明したそうです!物理学者が作ったというと、かなり驚きますが、発明品として世に出たそうですよ。

それが英国式のコンサーティーナで、それからドイツ式のジャーマン・コンサーティーナ、アングロ・コンサーティーナ、デュエット・コンサーティーナといろいろなタイプのものが開発されてきました。

こんな感じで、片手より一回り大きいくらいですね。蛇腹になっている両脇に木製の箱が2つついています。六角形か八角形が多いそうですが、四角形や十二角形もあるようですね。

コンサーティーナ (concertina) は、アコーディオン族に属するフリーリード楽器で、蛇腹楽器の一種である。

通常正六角形または正八角形の小型の手風琴(てふうきん)で、欧米の民俗音楽などでよく見かける楽器である。(Wikipediaより)

小さなアコーディオン(蛇腹楽器)といった感じでしょうか!

アコーディオンと同じように、メロディーも和音伴奏も演奏でき、弾き語りなどもできるようです。

蛇腹楽器(蛇腹に伸び縮みするようになっていますね!)の中でも軽量な楽器です。確かに、アコーディオンは大きく存在感がありますが、コンサーティーナは小さめで作れちゃいそうにも思えますね!

民族音楽の演奏によく使われ、特にアイルランド音楽で聞かれることが多いようです。

日本での普及

この少しレトロで洋風な楽器ですが、実は日本には幕末か明治時代には伝わっていたそうです。そんな昔から日本にあったとはびっくりです!

しかし、あまり普及せず、国産品の開発もなく、目立たない存在だったようです。

逆にアコーディオンは普及していったので、その陰に隠れていたままという感じでしょうか!

ただし、最近ではコンサーティーナを演奏する人も増えてきたようで、教本も出ているみたいですね。

イングリッシュコンサーティーナ教本

全国的にあるとはいえませんが、教室や講座なども少しずつ増えてきているようです。

また、2018年に放送されたNHKの大河ドラマ「西郷どん」の、第44回放送「士族たちの動乱」と、最終回放送「敬天愛人」に立って演奏するコンサーティーナが出ていたそうです!

NHK大河に出ていたとは驚きですね!私はこの大河ドラマを見ていなかったのですが、知る人ぞ知る楽器と言えるでしょう!

コンサーティーナの演奏方法

演奏方法はアコーディオンと同じく、ボタンの鍵盤を指で押し、蛇腹を押したり引いたりしてメロディーを奏でたり、伴奏をします。

ただし、コンサーティーナの種類によって、イギリス起源の押し引き同音式(クロマティック)と、ドイツ起源の押し引き異音式(ダイアトニック)に分かれるとのことです。

また、ボタン数やボタン配列の種類など、多種に渡っているようで、奥の深さを感じますね!

初心者はまずどれか1種類をじっくり練習した方がよいと思われます。

演奏動画を少し貼っておきますね!

魔女の宅急便

オースザンナ 

 (youtubeより)

音色、演奏の雰囲気もアコーディオンと似ていますね!アコーディオンよりも小さく、持ち運びが楽そうで、気軽なアコーディオンといった雰囲気です。

楽器に挑戦するにあたって、特に女性は手が小さいから向いてないのでは、と心配される人も多いですが、これなら手の小さな女性にも弾きやすそうですね。

まとめ

この蛇腹楽器の見た目ですが、私は個人的に、古いカメラのようなレトロさを感じました。アンティークな雑貨屋さんにおいてありそうな、また、置いておくとインテリアとしても雰囲気があるように思えますね。

弦楽器とも相性が良さそうですし、公園や山などで、オカリナや笛と演奏するというのもできそうな感じがしました!

まだ珍しい楽器ですが、ポピュラーにもなりそうな楽器かなと思います。

本日は「初心者でも蛇腹楽器!コンサーティーナって」ということで書いてきました!最後までお読みいただきありがとうございました!


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