こんにちは!
楽器初心者の方が始めやすい、珍しい楽器について書いていきたいと思います。
これから楽器を始めるのに、ピアノやギターのようなポピュラーな楽器もいいけど、あえて珍しい楽器で個性を出したい、というかたもいるのではないでしょうか。
周りにやっている人がいない珍しい楽器は、自分だけの楽器のような気持にもなり、愛着がわくかもしれません。
それでは、今日は「初心者が始めやすいプサルタリーとは」ということで始めたいと思います!
初心者が始めやすいプサルタリーとは
どんな楽器
プサルタリーというのは古代ギリシャの楽器で英語ではpsaltery、ギリシャ語ではpsalterion(プサルテリオン)というそうです。
このような三角形の木箱に弦が貼ってある弦楽器の一種です。なんか可愛らしいですね。
遠くギリシャ時代からあって、 近東で発達し、十字軍の時代にヨーロッパに伝えられたプサルタリーには弓で弾く三角形のものと、爪で弾く台形や正方形のものと二種類があります。弓奏プサルタリーは、簡単に言えば、持ったその日から弾けるバイオリンです。音域の全ての音に1本づつの弦があるので左手での押弦の必要がありません。弓を隣にずらすだけで隣の音を出せます。ソプラノからバス、大バスまでありますから、合奏も簡単です。(参照:株式会社ギタルラ社より)
注目すべきは「持ったその日から弾けるバイオリン」ということです!
バイオリンを弾けたら素敵ですが、なかなか敷居が高い楽器に感じる方も多いのではないでしょうか。
プサルタリーとは、バイオリンのように木材で作られた楽器を弓で弾く、バイオリンに憧れているかたが簡単に弾ける楽器と言えますね。
そして弓で弾くだけではなくて爪で弾く奏法もあるということです。大人になってから楽器を始めるには簡単な楽器がいい、でも学びたい、というかたに向いていると思います。
また、ダルシマーというプサルタリーとよく似た構造を持つ打弦楽器があります。
こんな楽器なのですが、後にキーボードと組み合わせられハープや現在のピアノへと発展したそうです。
プサルタリーはバイオリンのようで、ピアノにも繋がる楽器というと、奥の深さを感じますね。
プサルタリーの演奏法
どんな音が出るのかこれだけではわからないですよね。
実際に演奏しているのを見た方が早いと思いますので、動画リンクを貼っておきます。
プサルタリーの演奏② (youtubeより)
確かに弓を動かして弾いていますね。小さいものから大きなものまであるようです。
このように楽器の大きさでアルト用、ソプラノ用があるようです。ソプラノ用なら持ち運びも気楽にできるのではないかと思います!
また下記サイトにたくさんの動画リンクがありましたので、もっと演奏を聞いてみたいという人のために貼っておきますね。
バイオリンのように弓で弾く奏法が主流のようですが、爪でつま弾くこともできるようですね。音色が変わり、1台で2種類楽しめる感じがします。
おそらく、アルト、ソプラノ以外にもバスのような低い音を出せる大きめのサイズもありますね。
珍しい楽器ですが、日本でも知る人ぞ知る楽器なので、情報収集が困難ではなさそうというのが、楽器初心者にとっては安心できるかと思います!
プサルタリーとは・・・まとめ
今回、プサルタリーという楽器を調べてきてわかったことです。
①古代ギリシャが発祥でヨーロッパに伝えられた弦楽器である
②バイオリンのように木材でできた楽器を弓で弾く
③爪で弾くこともでき、アルトやソプラノの他、サイズによりいろいろな高さが出る
③日本にも愛好家がいるので入手が困難ではなく、習うこともできる
調べてみてわかったのですが、これってかなり大人になってから楽器を始める人に向いている楽器と思いました!
また、ギターとの合奏の動画がありましたが、ギターをやっている人、弾ける人は割と身近にいたりします。そのギターというポピュラーな楽器と一緒に演奏ができるというのも、この楽器を始めて楽しめる1つになるのではないでしょうか。
今回は「初心者が始めやすいプサルタリーとは」ということで書いてきました!
またこのシリーズでも書いていきたいと思います。個性を出したい人は珍しい楽器を選ぶと良いですね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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