隠れ冷え性とは?!手足が冷えてなくてもなる?!その対策法

健康

ある程度の年齢以降の女性に隠れ冷え性の方が増えているようです。

「ある程度」というのは、以前では40歳以降からの女性に多かったのですが、
近年の生活習慣の影響30代、なかには20代でも隠れ冷え性になる人がいるようです。

今回はこの「隠れ冷え性」とその対策について書いていきたいと思います。

隠れ冷え性とは?!手足が冷えてなくてもなる?!その対策法

あなたは隠れ冷え性?

近年、「隠れ冷え性」の人が増えているようです。

一昔前は40歳以降の女性に多かったのですが、生活習慣の変化から、
20、30代の女性、なかには男性も冷え性になっている可能性があります。

足が冷たいのに顔がほてったりする「冷えのぼせ」症状を起こす人も!

火照りを感じると、まさか自分が冷え性とは思いませんが、
代謝の低下や熱のアンバランスさが原因となり、
隠れ冷え性による症状の可能性もあります。

⭕️隠れ冷え性チェック

✅ 手足がほてる
✅ 手足がむくむ
✅ 顔や脇、身体は汗をかいているのに手足が冷えている
✅ 下半身太りが気になっている
✅ お腹を触ると冷たく感じる
✅ 色々とダイエットするが効果を感じられない

主な原因は?

主な原因として、血行の滞りがあげられます。

50歳前後の女性であれば、更年期に入って卵巣や子宮の活動が減り
下半身の血流が滞るようになります。

そして上半身には熱がこもり、足は冷えるといった冷えのぼせ状態になりやすいのです。

さらに、血行が滞る原因として、運動不足や年齢による筋肉の減少があります。

筋肉の働きの1つに、ポンプのように血液を送り出す働きがあるためです。

近年の生活習慣により、更年期世代の女性だけでなく、
もっと若い女性や男性にも、
上半身は動かしているけど、下半身は座ってばかりで動いてないという生活から冷えのぼせ症状が現れます。

冷えのぼせ症状の対策は?その1

その1・・・筋肉

対策は、身体を温めること=「温活」です。

原因にも挙げましたが、
筋肉が増えると、身体の末端にも血液が行き渡り、手足先まで温まります。

身体を温める(温活)=筋肉をつける
これがポイントになりますね。

効率よく筋肉をつける方法として、「下半身を鍛えること」あげられます。
筋肉の7割は下半身に集中していると言われています。

お尻、太もも、ふくらはぎなどを鍛えると、身体全体の筋肉量も増えて
基礎代謝や基礎体温もアップし、その結果、ダイエットもスムーズに成功する体質となります。

一駅前で下車して歩いて帰ったり、休みの日には30分くらい自転車を漕いで出かけたり、
自宅でもちょっとした時間にスクワットをしたり、つま先立ちをしたり等、
わざわざ筋トレをしなくても1日1つ15分でも生活の中に取り入れてみましょう。

冷えのぼせ症状の対策は?その2

その2・・・食事

温活のために、食事も挙げられます。

食べ物は身体を冷やす食べ物(陰性の食べ物)と、温める食べ物(陽性の食べ物)があります。

陰性の食べ物は、夏が旬で暑い地域の原産のものが多いです。

陽性の食べ物は、反対に寒い地域の原産のもので、水分が少なく塩気が強い傾向があります。

陽性食品はどんなものかと言うと、
根菜類(ごぼう、にんじん)、生姜、レンコン、シナモン、黒豆、
また、赤身の肉や魚、卵、鮭、カニ、味噌、醤油、玄米、蕎麦、黒砂糖など

紅茶を飲む時はシナモンティーやジンジャーティー
麺は蕎麦中心にして、味噌汁を毎日飲む、赤身の肉や魚を使った味噌や醤油味の料理
おやつは黒豆、または黒砂糖を使って手作り・・・・このような食習慣も取り入れてみてください。

冷えのぼせ症状の対策は?その3

その3・・・お風呂

身体を温めるのに手っ取り早い方法は「湯船」につかることです。

汗がじわっと出ると体温は約1℃上昇していると言われ、
体温が1℃上がると基礎代謝が12%上がると言われています。

湯船に浸かると下半身に水圧がかかって、リンパ液や静脈血が押し上げられて、むくみは改善します。
そして心臓に戻ってくる血液の量が増えて、全身に血が巡ります。
結果、内臓の働きも活発になって、代謝も上がるのです。

よく、ぬるめのお湯での半身浴が良いという話もありますが、
さらに冷えてしまうこともあります

じわりと汗をかくぐらいの熱さの温度で、気持ちいいと感じられる時間
湯船につかるのがおすすめです。

冷えのぼせ症状の対策は?その4

その4・・・衣類

お腹が冷えると全身が冷えやすくなるのは、お腹に臓器が集まっているからです。
ですから、お腹を温めると臓器の働きがよくなり、全身に温かい血液を送ることができます。

温めるためのものとして、1番は「腹巻き」です。

腹巻きを着用すると体感温度が1℃上がるとも言われています。
可能なら、季節を問わず身に着けることをオススメします。
冬はウール、夏はコットン素材など、季節や目的に合わせて揃えておくとバッチリですね。

暑い季節は薄手のものでも着用して、お腹を冷やさないように努めましょう。

末端が冷えやすい方、温活を生活に取り入れて、
隠れ冷え性を改善していきましょう。

ダイエットいらずの体も目指せますので、
できることから取り入れていってみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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