ロシア軍戦闘機が米機にプレッシャー。そしてシリア兵をリビアに輸送か

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こんにちは。

米中の対立が気になりますが、コロナ感染者数が増加していたロシアも動いています。

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ロシア軍戦闘機が米機にプレッシャー。そしてシリア兵をリビアに輸送か

 

トランプ氏、領空開放条約からの離脱表明 ロシアの不順守理由に

ワシントン(CNN) トランプ米大統領は21日、軍事的な不測の事態に陥るリスクの低減を目的とする領空開放(オープンスカイズ)条約から離脱すると表明した。
ロシアの不順守を受けて離脱の決定を下したとしている。
トランプ氏はホワイトハウスで記者団に、
ロシアが条約を順守しなかったため、彼らが順守するまで離脱する」と説明した。
米国が離脱した場合、ロシア政府は再び交渉の席に着かざるを得なくなるだろうとの見通しを示し、
「新たな合意を結んだり、現行の合意を復活させたりするチャンスはある」としている。
トランプ氏はまた、離脱によりロシアとの緊張が増す可能性を否定
「ロシアとは今後も非常に良好な関係が続く」と強調した。
領空開放条約は1992年に署名されたもので、軍事力や軍事活動に関するデータを収集するため、加盟国が他国上空で非武装の偵察飛行を行うことを認める内容。
トランプ政権はまたしても主要な軍縮条約から離脱することになる。
国防総省のホフマン報道官は、トランプ政権は条約上の義務を順守しているとする一方、
全当事国の利益になり、責任をもって義務を順守するパートナーが参加する合意を支持する」と述べた。
領空開放条約は幅広い軍縮協定の一環で、欧州大陸における安定性と予測可能性を担保すること、透明性の確保により、紛争に発展しかねない不測の事態のリスクを減らすことを目的としている。
離脱の報道を受け、国家安全保障関係の元当局者らは失望を表明
米国の指導力低下を招き、ロシアを勝利させ、米国と世界の安全保障を損なう結果になると危機感を示した。(CNN.co.jpより/2020.5.22)

アメリカは、ロシアが条約を守らなかったと、22日に領空開放条約からの離脱を表明しました。

それから1週間もしないうちに、空に関するこちらのニュースが入ってきました。

ロシア軍戦闘機地中海でアメリカ軍機に異常接近 アメリカ側が抗議

アメリカ欧州アフリカ海軍と第6艦隊は2020年5月26日(欧州中央時間)、ロシア軍の戦闘機が地中海東部の公海上を飛行中のアメリカ海軍P-8A哨戒機に異常接近し、危険な状況に陥ったと抗議する声明を発表し、画像と動画を公開しました。
公海上を飛行するP-8Aへの異常接近は1時間以上にも及び、乗員を空中衝突の危険にさらしたといいます。
アメリカ海軍の発表によると、事態が発生したのは5月26日の地中海東部
現在地中海には、第6艦隊を基幹とする第67任務部隊(CTF-67)が派遣されており、VP-4所属のP-8Aが海上における哨戒飛行を担当しています。
この日もVP-4のP-8Aは公海上を哨戒飛行していたところ、ロシア航空宇宙軍のSu-35戦闘機2機によるスクランブルを受けたといいます。現在地中海東部のシリアにロシア軍が進出しているので、ここまでは通常の警戒行動として考えられなくもないのですが、その後の行動が違っていました。
2機のSu-35は、P-8Aの両側から異常接近
アメリカ側が公開した画像によると、主翼のすぐ近くまで間隔を詰めてきました
このような接近は通常のスクランブル(対領空侵犯措置)では実施しないもの。
Su-35は64分間にわたって異常接近を繰り返し、空中接触の危険を感じたP-8Aは、回避行動を取らざるを得なかったと発表しています。
地中海上空でアメリカ海軍のP-8Aにロシアの戦闘機が異常接近するのは、2020年4月に2件発生して以来のこと。
アメリカ側はロシア戦闘機の行為を非紳士的であり、1972年に締結された「海上における衝突の予防のための国際規則に関する条約(COLREG)」に示された「海上における衝突の予防のための国際規則」に違反しているとしています。
アメリカは2020年4月の2件と今回の件の全てにおいて、一貫して公海上を飛行しており、国際法による安全性を十分考慮していたとし、ロシア軍戦闘機の行為を非難しています。(おたくま経済新聞より/2020.5.27)

非武装の領空開放(オープンスカイズ)条約でも違反を繰り返していたのですから、ロシアにとっては、海上における衝突の予防のための国際規則に関する条約(COLREG)も違反して当たり前なのかもしれません。

下の映像をご覧ください。
とても近くて驚きます。
これを1時間も続けられたのなら、回避は仕方ないことかと思います。

Unsafe Unprofessional Interception of a U.S. Navy P8 by Russian SU-35s over the Mediterranean Sea

あまりニュースにはなりませんが、軍機の開発も着々と進めているようです。

ロシア初のステルス爆撃機、試作機製造開始 報道

軍の近代化を進めるロシアは、同国初のステルス戦略爆撃機「PAK DA」の試作機製造を開始した。
国営のタス通信(TASS)が26日伝えた。
タス通信が報じた防衛産業の情報筋の話によると、国営の統一航空機製造会社(UAC)が製造計画の監督に当たり、同計画向けの資材が輸送され、操縦室部分の作業が開始した。
この情報筋は報道の中で「機体の最終組み立て作業は2021年に完了する」との見通しを示した。
ロシア当局は計画の詳細をほとんど公表しておらず、アレクセイ・クリボルチコ(Alexei Krivoruchko)副国防相が昨年、UAC傘下の航空機製造企業ツポレフ(Tupolev)が統括していると述べるにとどまっている。
UACの広報担当者はAFPに対し、この報道についてのコメントを控えるとした。
ツポレフもコメントを求める取材に応じていない。

これまでの報道によると、PAK DAは米ステルス爆撃機に似た全翼機の設計を特徴とし、亜音速で飛行、戦略的巡航ミサイルと極超音速兵器を搭載するという。(AFP BBnewsより/2020.5.27)

ロシアは、こんなこと開発しているよ、と手の内を明かさないイメージがありますね。

宇宙開発なども進んでいますし、まだニュースにはなってない、公表されていない開発などもあるような気がします。

ロシア対トルコの代理戦争、舞台はリビアへ 多数のシリア人傭兵

シリアでは内戦の停戦合意によってロシアが支援するアサド政権軍と、トルコが支援する反体制派の戦闘が減少している。
しかしそれと入れ替わる形で、両国出身の傭兵たちは今度はリビアで戦闘を続けている
トルコは、シリアでは反体制派の一部を支援し、リビアでは国連(UN)の承認を受けた国民統一政府(GNA)を支援している。
これに対しロシアは、シリアではバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領とその政権軍を支援し、リビアでは東部を拠点とする軍事組織を率いるハリファ・ハフタル(Khalifa Haftar)司令官を支援している。
国連の最近の機密報告書によると、シリアの民間航空会社シャーム・ウィングス航空(Cham Wings Airline)が今年に入り、リビア行きの33便を運航したことが明らかになっている。
これはシリア人の傭兵を輸送したと考えられている。
リビアに科された武器禁輸措置を監視している国連の専門家らは、この報告書の中で「地上の情報源から推測すると、(ハフタル司令官の)作戦を支援するシリア人傭兵は2000人未満」と推測している。
専門家らは、シャーム・ウィングス航空でリビアへ向かったシリア人らは、ロシアの民間軍事会社ワグネル(Wagner)との間で3か月の雇用契約を結んでいたとみている。
同社はハフタル司令官側について戦闘に参加する傭兵の採用活動を行っていたとされる。
一方、ロシア政府はリビアにおけるロシア人傭兵の存在を否定している。
英オックスフォード大学(University of Oxford)研究者サミュエル・ラマニ(Samuel Ramani)氏は、シリアのアサド政権とリビアのハフタル司令官にはトルコという「共通の敵」がいるとAFPに指摘した。
ラマニ氏によると、ロシアの狙いは「リビアでの戦闘を激化させることで、トルコに二つの戦線への対応を強いて戦力展開を間延びさせ、それによりシリアでのトルコの軍事作戦に対して、ロシアが優位に報復できると警告することにある」という。
国連の専門家らは、リビアでGNAを支援するためにトルコに雇われた戦闘員を含め、最大5000人のシリア人傭兵がリビアにいる可能性があると指摘する。
トルコはGNA支援要員を派遣したことを認めているが、人数については明確にしていない。
一方で英国に拠点を置くシリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)は、トルコがリビアへ派遣したシリア人傭兵の数はさらに多く、約9000人と推計している。
中には未成年者150人も含まれているという。
シリア人権監視団のラミ・アブドルラフマン(Rami Abdul Rahman)代表は、リビアの首都南方の複数の前線への派遣を想定し、「さらに3300人の戦闘員がトルコの複数の軍事基地で訓練を受けている」と話す。
また、同氏によると、これらのシリア人傭兵は同国北部イドリブ(Idlib)県の親トルコ派反体制組織による連合体「シリア国民軍(Syrian National Army)」に属しており、そのうち子ども兵士17人を含む298人がすでにリビアで死亡しているとの見方を示した。
オックスフォード大学のラマニ氏は、シリア人傭兵の多くの動機は「貧困や失業、シリアの社会経済的喪失」からの逃避だと話す。
ロシアが雇ったシリア人傭兵らは、リビアで民間軍事会社ワグネルと共に、ハフタル司令官側について戦闘に参加しているという。
同じくハフタル司令官を支援するアラブ首長国連邦(UAE)は、スーダン人の傭兵を集めているという。
諸外国によるリビアとシリアへの関与は、両国内での戦闘をそれぞれ激化させている。(AFP BBnewsより/2020.5.26)

ロシアのプーチン大統領は、26日にコロナのピークは過ぎたと発言し、6月24日に第二次世界大戦の勝利を記念するパレードを行うと言っています。

このような時に強さをアピールするような行動に出ることも考えられますので、中国だけではなくて、ロシアの動きにも注意していきたいですね。

そして、ロシアとトルコの、リビアでのリビア兵、シリア兵を使った戦いも、発展しないとは言い切れません。

自分たちの手を汚さずして戦っていますが、多くのリビア、シリアの人たちが傷ついています。

ロシアの動きにも注意して見ていかなくてはと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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