こんにちは。
毎日のように感染者数が増えている新型コロナウイルス。
ウイルスは見えないので、情報を収集して我が身を守らなくてはいけません。お身内に高齢者のいるご家庭では、ウイルスを持ち帰らないことも重要となってきます。
前回2月18日付でまとめ記事を書きましたが、国別感染者数が更新されましたので、こちらをピックアップします。
新型コロナウイルス感染者数と国・第2弾。生活の中で注意する事と免疫力を上げるには
世界の感染者数について(2月27日付)
まずは、2月27日付で時事通信から感染者が確認された国と地域、人数が更新されましたので、こちらに書き留めておきたいと思います。
2月18日付でも感染者数が発表されていましたので、そこからの増加数も記載いたします。
中国本土ではこれまでに7万8000人以上の感染を確認、2740人以上が死亡した。
(10日前からの増加数は約7400人)<アジア太平洋地域>
●韓国:1595人(10日前からの増加数は1565人)
●日本で検疫中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス(Diamond Princess)」:705人
●日本:189人(10日前からの増加数は129人(クルーズ船を除く))
●シンガポール:93人(10日前からの増加数は16人)
●香港:91人(10日前からの増加数は33人)
●タイ:40人(10日前からの増加数は5人)
●台湾:32人(10日前からの増加数は12人)
●マレーシア:22人(10日前からの増加数は0人)
●オーストラリア:22人(10日前からの増加数は7人)
●ベトナム:16人(10日前からの増加数は0人)
●マカオ:10人(10日前からの増加数は0人)
●インド:3人(10日前からの増加数は0人)
●フィリピン:3人(10日前からの増加数は0人)
●パキスタン:2人(10日前からの増加数は2人)
●カンボジア:1人(10日前からの増加数は0人)
●スリランカ:1人(10日前からの増加数は0人)
●ネパール:1人(10日前からの増加数は0人)<北米>
●米国:60人(10日前からの増加数は31人)
●カナダ:11人(10日前からの増加数は3人)<欧州>
●イタリア:453人(10日前からの増加数は450人)
●ドイツ:27人(10日前からの増加数は11人)
●フランス:18人(10日前からの増加数は6人)
●英国:13人(10日前からの増加数は4人)
●スペイン:13人(10日前からの増加数は11人)
●クロアチア:3人(10日前からの増加数は3人)
●オーストリア:2人(10日前からの増加数は2人)
●スウェーデン:2人(10日前からの増加数は1人)
●フィンランド:2人(10日前からの増加数は1人)
●ロシア:2人(10日前からの増加数は0人)
●北マケドニア:1人(10日前からの増加数は1人)
●ギリシャ:1人(10日前からの増加数は1人)
●ジョージア:1人(10日前からの増加数は1人)
●スイス:1人(10日前からの増加数は1人)
●ノルウェー:1人(10日前からの増加数は1人)
●ベルギー:1人(10日前からの増加数は0人)
●ルーマニア:1人(10日前からの増加数は1人)<中東>
●イラン:139人(10日前からの増加数は139人)
●バーレーン:33人(10日前からの増加数は33人)
●クウェート:26人(10日前からの増加数は26人)
●アラブ首長国連邦(UAE):13人(10日前からの増加数は4人)
●イラク:5人(10日前からの増加数は5人)
●オマーン:4人(10日前からの増加数は4人)
●イスラエル:2人(10日前からの増加数は2人)
●レバノン:2人(10日前からの増加数は2人)
●アフガニスタン:1人(10日前からの増加数は1人)<アフリカ>
●エジプト:1人(10日前からの増加数は0人)
●アルジェリア:1人(10日前からの増加数は1人)<南米>
●ブラジル:1人(10日前からの増加数は1人)
増加数が多い順に「赤」「ピンク」「オレンジ」「黄色」増加なしは「水色」にしてあります。
シンガポールはピークを過ぎたように感じますが、中国、引き続き日本、新たに韓国、イタリア、イランにおいて、流行しているように思えますね。
陽性から陰性になっても油断できない?
インフルエンザなどは一般的に、一度感染して治ると免疫ができてかかりにくくなると言われていますが、このウイルスは、一度治った人の14%が再度、陽性になるという恐ろしい記事がありました。
中国・広東省政府は、新型コロナウイルスによる肺炎患者について、病院で治療を受けて退院した人のうち14%に再びウイルスの陽性反応が出たと発表した。その上で、病院に対し、退院後も14日間は患者の経過観察をするよう求めている。
広東省政府が25日の会見で明らかにした。再び陽性反応が出ても、体内に免疫のはたらきでウイルスを攻撃する「抗体」が出来ていれば、周囲に感染させるリスクは低いと説明。若い世代では抗体は約2週間でできるが、高齢者は抗体ができるまで時間がかかるため、「再び感染源にならないよう、厳重な経過観察が必要」とした。(朝日デジタルより)
↑この記事を読んで、高齢者が危ないのかと思いましたが、下記のような記事も見つけました。
1月に中国武漢から訪日した観光客と接触して感染が確認された大阪居住の40代の女性観光ガイドは先月29日に感染が確認されて入院し、症状が緩和したため1日に退院した。その後、6日に実施した検査で陰性判定を受けた。
しかし19日からまた胸の痛みとのどに違和感が続き、診察を受けたが、症状は改善しなかった。結局、26日に新型コロナ検査の結果また陽性と判明した。現在この女性はまた入院中という。(中央日報より)
この記事では、40代のかたが、退院後3週間ほどで症状が出て、陰性判定を受けてから1か月弱で再度陽性と書かれています。
10代、20代くらいの年代以降は、陰性判定後も予断を許さないということなのでしょうか。
こうなってきますと、もしかしたら、年齢は関係ないのではと思えてきます。
例えば、日々運動をしてあまり持病もない高齢者よりも、20代くらいでもほぼ運動をしなくて、よく風邪やインフルエンザになりがちな人のほうがリスクがありそうに思えます。
注意して生活しましょう
①注意したいこと
・自分で体調管理を行い、体調がすぐれないときは朝夕の体温測定をする
・病院や施設での面会を控える
・人が多く集まる室内での集会への参加は必要なものだけに限る
・公共交通機関でつり革や手すりに触れた後は、鼻、口、目を触らない
・会社、学校、自宅に着いたら手洗いをする
・時差通勤でラッシュアワーを避ける
・テレワークを活用する
・37.5度以上の発熱、咳、倦怠感がある場合は、出来るだけ会社、学校を休む
・37.5度以上の発熱、咳、倦怠感がある場合に、人と接触する場合はマスクを着用し、手で鼻や口を触ったら手洗いをする
・体調不良の人と接する場合はマスクを着用する②注意したい症状
・37.5度以上の発熱、咳、倦怠感などに加え、呼吸苦や息切れがある場合
・37.5度以上の発熱、咳、倦怠感などの症状が5日以上持続する場合③病院にかかるには
・帰国者・接触者相談センターなどに相談してから病院(一般外来でなく、帰国者接触者外来)を受診する④高齢者や基礎疾患のある人は
・毎朝夕、体温測定をする
・多くの人が集まる集会場などに行くことを控える
・インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチンを接種していない人は医療機関で接種する※日本感染症学会、日本環境感染学会が発表した2月21日資料「水際対策から感染蔓延期に向けて」から抜粋・要約
この流行がおさまるまで、事態を軽く見すぎないで、注意できることは注意して生活することが重要かと思われます。
かからないようにするには、自分の身体の免疫力を上げていきましょう。
それには、健康の基本である「栄養」「睡眠」をしっかりとりましょう。栄養はサプリなどに頼らず、本来の形であるいろいろな食材を食べるようにしましょう。
また、少し生活の中に運動など、身体を動かすことを取り入れるのは大切ですね。
運動は苦手な方は、1駅2駅手前で降りて歩いて帰宅する、出かけるときは電車やバスを使わずに歩いてみるなど、ちょっとしたことから、身体を動かす癖をつけてみてください。
咳エチケットなども忘れずに!
流行が落ち着くまで、なんとか乗り切っていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。