こんにちは。
非常事態宣言に伴い、助成金や10万円給付など、国も対策を講じています。
しかし、スムーズにいってない印象がありますね。
今回は上記に関する記事をピックアップしていきたいと思います。
個人情報が一時閲覧可能の状態に?!マスクや給付申請はなぜスムーズに進まないのか
まずは、マスクですよね・・・
「アベノマスク」やっと届いた 滋賀県内で配達開始も「遅い、残念」
政府が新型コロナウイルス対策で全世帯に配る布マスクの配達が23日、滋賀県内で始まった。
配達先計62万7千カ所のうち、初日は大津市中心部の8千カ所に届けられた。
大津中央郵便局(同市打出浜1丁目)では、朝から配達員3人がマスクの入った箱をバイクに積み込み、家々を回ってポストに入れた。
同局に今回届いた計2万8千カ所分(5万6千枚)は27日までに各世帯に配る予定。
日本郵便近畿支社(大阪市)によると、今後のスケジュールは未定で、各市町の郵便局にマスクが届き次第、配達する。
初日に配達されたマンションに住む自営業の男性(61)は
「既にスーパーや薬局にもマスクが出回っている上に、大阪や京都より配布が遅かったのは残念」と話した。(京都新聞より/2020.5.25)
私も5月に入ってから届きましたが、マスクを買えるようになってからでは、遅すぎると思いました。
滋賀県内、5月25日からとは、受け取っても今更な感じがしてしまいそうですね。
そして、助成金でもこんなニュースがありました。
個人情報が一時閲覧可能の状態に
厚労省は、雇用調整助成金のシステム不具合で、申請を試みた人が他人の個人情報を一時的に閲覧できたケースが複数あったと明らかにした。
情報漏えいの恐れがあるとして原因を調べている。20日中は復旧できないとの見通しを示した。(共同通信より/2020.5.20)
これは小さな記事ですが、個人情報が見れてしまっていたとは、怖いですね。
あまり大きな記事にならなかったのが不思議でした。
雇用調整助成金のシステムで見れる個人情報といったら、その人がどこに働いているか(雇用されたか)、住所などの個人情報かと思います。
悪用しようと思えばできるでしょうし、本来、国のシステムにこういうことがあってはならないのではないかと思います。
10万円給付で試行錯誤 オンライン申請混乱も―自治体
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う一律10万円の現金給付(特別定額給付金)を盛り込んだ国の2020年度補正予算が成立して1カ月が経過する。
総務省によると、26日までに全市区町村の約8割に当たる1388団体が給付を開始。
オンライン申請の受け付けをめぐる窓口での混乱など、想定外の事態も生じる中、各自治体は試行錯誤を重ねている。
給付を受けるには、郵送かオンラインで市区町村に世帯主の口座を届け出る必要がある。
このうち、オンラインでの受け付けは、多くの市区町村が1日から開始。
26日までに1705団体(97.9%)が実施した。
しかし、初めての作業に市区町村の現場では混乱も起きている。
大型連休明けには、申請に必要なマイナンバーカードの暗証番号を忘れたため、再設定を求める人らが窓口に殺到。
専用サイトのシステム処理に一時遅れも生じた。
内容の確認作業に時間がかかり、オンライン申請に見切りをつける自治体も出ている。
総務省は、郵送と両面での受け付けを続けるよう呼び掛けるが、東京都荒川区や岡山市、高知市など13団体が休止。
荒川区の担当者は、申請者の入力ミスなどへの対応で「給付が遅れる恐れがあった」と説明した。
一方、東京都江戸川区は、職員が休日も対応するなどしてオンライン申請件数の9割の支払いを終えた。
作業を効率化するため、静岡県三島市は、事務作業の一部をロボットに代行させる仕組みを導入。
当初の手作業に比べて業務負担を削減できる見込みだという。
東京23区など世帯数の多い都市部では今後、世帯への申請書郵送が本格化するため、作業量はさらに増える。
給付が7月以降になるケースもある見通しだ。(JIJI.comより/2020.5.26)
10万円給付は自治体によって取り組みが違うようです。
オンラインを諦めてしまった自治体、職員が休日出勤して何とか申請に追いついている自治体、
ロボットを使って作業効率化を図る自治体・・・
新型ウイルスによって私たちの生活は変わっていくでしょうが、自治体や国のアナログさが強調された感触もあります。
おそらく、今回のことを教訓に、住民票なのかマイナンバーなのか、他の違うものかわかりませんが、個人情報と銀行口座情報などのリンク化が進むと思われます。
国、そして自治体は、住民の個人情報を管理の幅を広げるのではないでしょうか。
これにコロナに感染の有無や、ワクチン接種の有無なども紐づけし、中国のような管理社会になる可能性も少なくないのではないかと思ってしまいます。
2020年、コロナウイルスをきっかけに日本の仕組みも変わるような予感がしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。