確実に生活は更に非接触型に・1秒以内に4本指紋認証から声紋、マスクで顔認証まで

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こんにちは。

新型コロナウイルスの拡大に伴い、「非接触」ということがキーワードとなってきました。

関暁夫さんの動画でも、「非接触型システム」という言葉が出ていましたね。

今回はこの「非接触(型システム)」についてのニュースをピックアップしたいと思います。

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確実に生活は更に非接触型に・1秒以内に4本指紋認証から声紋、マスクで顔認証まで

新型コロナウイルスが「お金から感染する」というWHOの発言により、今は現金よりカード決済をしている人も多いかと思います。

最近は「pay」導入会社も増えてきていましたので、ウイルスに関わらず現金はあまり使ってない方もたくさんいらっしゃると思いますが、セキュリティーなどの不安からやっぱり現金というかたもたくさんいらっしゃるでしょう。

しかし、世界的に「脱現金」の方向へ動いているように感じますし、新型ウイルスにより、一気に進んでいく感じさえします。

非接触の指紋認証技術、1秒で4本を高速読み取り

生体認証システムなどの本人確認技術を手掛けるフランスのIDEMIA(アイデミア/日本法人:アイデミア・ジャパン)は、日本エアロスペース(JAC)とともに、IDEMIAの非接触型指紋認証デバイス「MorphoWave Compact」の実証実験を日本で行った
MorphoWave Compactは、3D(3次元)指紋認証センサーを使い、手の厚みなども含めて指紋を高速に読み取ることができるデバイスだ。
IDEMIAは、同センサーで特許を取得している。手をかざすと、1秒以内に4本の指紋を認証することが可能だ。
IDEMIAとJACは、日本における実証実験の第1弾として、2019年末に開催されたサッカーJ2リーグ「アビスパ福岡×鹿児島ユナイテッド」で、試合会場の旧レベルファイブスタジアム(2020年3月からベスト電器スタジアム/福岡市)にMorphoWave Compactを導入。
スタジアムへの入場と飲食物の受け取りという2つの実証実験を行った。
観客は、事前にMorphoWave Compactに指紋を登録しておくことで、非接触の指紋認証のみでスタジアムに入場できた。飲食物の受け取りについては、まずスマートフォンでスタジアム内の売店に飲食物を注文してクレジットカードで決済する。飲食物の用意ができたら、非接触の指紋認証で本人確認を行い、商品を受け取る仕組みだ。
これにより、列に並ぶことなく購入できる。(
EE Times Japanより/4月13日付)

1秒以内に4本の指紋を認証するって、すごいですよね。
そのうち、全国民の指紋のデータベースが作られるのではないかと思ってしまいます。

個人情報と言う部分では、情報流出ということがあると、変えることのできないものであるため少々怖い感じもします。

しかし、このような技術を使えば、犯罪などの犯人検挙率は上がっていくものと思います。

中国、金融業などに広がる声紋認証 一声で本人確認

声紋認証技術の研究開発を行う中国スタートアップの「得意音通(d-Ear Technologies)」は、「Yonghua Capital」が主導する新シリーズで数千万元(数億円)を調達したことを発表した。調達した資金は優秀な人材の確保や、声紋を活用した信頼性の高いAI技術の研究開発および新事業の開拓に充てる。2002年に設立されたd-Earは、声紋認証、自然言語処理、音声感情認識などの技術を研究開発しサービスを提供する企業で、この分野における独自の知的財産権を有している。
身体的な特徴で本人確認を行う生体認証には、顔認証、指紋認証、声紋認証、虹彩認証などがある。
その中でもd-Earが声紋認証に特化した理由として、声そのものが話し方、感情、性別、声紋などさまざまな特徴を含んでいることが挙げられる。
さらに網膜、指紋、顔など他の身体的特徴を使った認証と比べて、声紋認証は純粋にアルゴリズムに基づく低コストの技術であり、一言発するだけで本人確認から音声認識、ニュアンスまで全てを解決することができる。
同社の主力製品は声紋認証と音声認識をベースに開発した本人確認システム「声密保」だ。
このシステムではランダムな数字を生成してユーザーに読み上げてもらい、読み上げた数字の照合と声紋の認証を同時に行って本人確認を行う。
この声紋認証サービスは金融、社会保険、行政、公安、IoTなどの分野ですでに実用化されている。
d-Earが提供する声紋認証技術の強みは複数ある。
まず、連続3300万回のテストでもエラーあるいは故障がゼロという安定したシステムであること。
また並列分散処理を採用したことで、具体的なニーズに合わせて柔軟に調整することができ、数人単位から20億人まで対応できること。
さらに技術力に加えてユーザーとの緊密な関係を構築することで、変化に左右されない安全性を確保し、持続可能性を高めていることが挙げられる。
2017年に貴陽銀行、蘭州銀行、民生銀行が本人確認のために声密保を導入しており、2019年末時点で同システムを導入した銀行は20行近くに増加している。
電子決済システムを運営する「中国銀聯(China UnionPay)」や国家情報センター」、中国インターネット金融協会、国家政務サービスプラットフォーム)でも採用されている。
現在、d-Earの声紋認証技術はモバイルバンキング市場で75%以上のシェアを獲得している。米国の非営利研究機関MITREのリポートによると、現在実用化されている生体認証のうち、声紋認証の精度は虹彩認証に次いで2番目に高いという。
また偽造しにくく、プライバシー性が低いという利点がある。(36Kr Japanより/4月10付)

AI技術の進んでいる中国では、声紋認証は銀行などですでにシステムを導入されているようですね。

マスクをしたまま認証できますので、新型ウイルスにより「声紋認証」は開発が進んでいくと思われます。

顔認証 マスク外さず本人確認など 感染防止に生かす開発広がる

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、マスクを外さなくても本人確認ができるようにするなど、顔認証を感染防止に生かすための技術開発が広がっています。
NECはマスクをしたままでも本人確認ができる顔認証システムの開発を進めています。
AI=人工知能を活用して顔認証の精度を高め目など顔の一部の情報だけでも人の判別ができるようにしています。
企業のセキュリティーゲートなどに活用すれば、マスクを外すために手で口元を触る必要がなくなるため感染防止につながるとみていて、半年以内の実用化を目指しています。
一方、東京のベンチャー企業は体温を計るサーモグラフィー顔認証の技術を組み合わせたシステムを開発しました。
従業員などが事前に顔の画像を登録しておくと、企業に設置されたサーモグラフィーの前を通った時にAIが顔を識別して体温を計り、ふだんより高い場合にはアラームで知らせることができます。
工場などでの活用を想定していて、今月中の出荷を予定しているということです。
開発したフューチャースタンダードの金田卓士さんは「従業員の体温を管理したいという要望が増えている。熱が出た人を無人で把握できるため、人との接触を減らすことにもつながる」と話していました。(NHKニュース/4月13日付)

そして、こちらもマスクを外さないで済む顔認証ですね。

顔の輪郭や、目、耳などにより認証するのでしょうけれど、目はメイクやカラーコンタクトなどで変えても認証できるのでしょうか。

ものすごく目元メイクして(笑)、マスクで口や鼻を覆った状態で、認証の精度が高いのであればすごいなと思います。

マスクのまま検温・顔認証 地方企業開発、受注500件

オフィスなどでの新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、建物の入り口で体温の測定やマスク着用の有無を瞬時に判定する顔認証端末「Face Four」を、金沢市内の企業が開発した。マスクを着けたまま検温できるという。
開発のきっかけは、同社の岩本秀成社長(54)が1月7~10日、中国広東省の街を仕事で訪れたことだった。新型コロナウイルスの感染が広がり、1月末には中国の各地で検温が行われるようになった。
岩本社長は「日本でも検温の需要が高まるだろう」と考え、検温とマスク着用の有無を同時に判定できる端末の開発に着手した。
3月末に販売を始め、4月には石川県や市に端末を寄付した。すでに全国の電力会社や銀行などから約500台の注文を受けているという。今後は空港、駅などへの普及も見込み、岩本社長は「海外のように、いたるところで検温が行えるよう開発を進める」と話す。(朝日新聞デジタル/5月6日付)

今回のウイルス感染者数の増加は中国が早かった分、それを見据えてビジネスにつなげたとは素晴らしいですね。

そして、そこで働く人だけではなく、訪れる人の検温にも繋がっていくのではないかと思います。

コロナウイルスでロックダウン中の中国では、買い物なども熱があると店に入れないようになっていたようです。

感染の可能性がある人を、店や施設に入れて感染を広げないためには良いかもしれません。

今までは、微熱くらいでは休まずに働いていた人が多かったかと思いますが、微熱が出たら自宅療養というようになっていく可能性が高いのかもしれませんね。

指輪型スマートデバイスMotivで激変する「次世代の個人認証」

デジタルアイデンティティ企業の「Proxy」が、スマートリングを開発するスタートアップ「Motiv」を買収した。Proxyは今後、生体認証テクノロジーを個人のデジタル認証に用いようとしている。
Motivはフィットネスや睡眠のトラッキングに用いられる指輪型デバイスで知られ、筆者は2018年に執筆したレビュー記事で、その性能を高く評価していた。Motivの特徴の1つは、常に身につけておく認証ツールとして利用可能な点だ。このデバイスがあれば、セキュリティを確保しつつ、あらゆるサービスにログインすることが可能だ。ProxyはMotivを買収し、その利用範囲を拡大しようとしている。
指輪型のデバイスのMotivを用いれば、あらゆるシステムに非常にセキュアなログインが行える。マシンと人類が共生する世界を実現できる」とProxyのCEOのDenis Marsは述べている。
「VRやARの普及に備え、新しい形のデジタルアイデンティティの整備が必要になる。スマートリングであれば、これまで以上に自然なデバイスとの連携が可能になる」指輪型デバイスの利点は数多い。指輪であれば常に身につけておけるし、人目を気にする必要もない。非常に軽く、どこにでも持ち運び可能で、一回の充電でかなりの長期間の利用が可能だ。
つまり、デジタル認証ツールとして、指輪型デバイスよりも優れたものは他に存在しないと言っても過言ではないだろう。さらに、指先からは人体の様々なデータが取得できる点もメリットだ。
Motivはユーザーの心拍数を把握し、歩行や運動のデータも取得できる。さらに別のアルゴリズムを組み合わせることで、デバイスが他人に使用されている場合、警告を発することも可能になる。
Motivの認証機能は非常に正確で、バッテリー消費量も少ない。このデバイスはデジタル時代の新たなエクスペリエンスを実現する上で、非常に重要な役割を果たすことになる」と、Marsは述べた。自宅に帰宅すると、本人であることを認証し即座に開くスマートドアや、自動的に空調がカスタマイズされるスマート空調も実現できるだろう。これまで以上にシームレスな動作が、セキュリティを確保しつつ実現できるのだ。
「家庭や職場のあらゆるスマートデバイスが、即座に個人を認証し、最適な動作を行うことになる。パーソナライズと高度なセキュリティを同時に実現できる」と、Motivは宣言した。
Proxyは今後さらなる機能を、Motivに追加していく計画だ。
スマートリング関連のデバイスは各社が関心を抱いており、アマゾンもEcho Loop と呼ばれる指輪型デバイスを既に発表している。
Proxyは今回の買収により、Motivの社員の大半を自社に招き入れ、新たな機能を追加しようとしている。今後は外部のパートナー企業も巻き込んで、新たなイノベーションが追加されていくことに期待したい。(Forbes Japanより/5月6日付)

スマートウォッチで改札を通る人は見かけるようになってきましたが、もう時計から指輪の時代になりますね。

ただし、日本人は手を洗う習慣がありますので、個人的には、スマートウォッチの方がいいかなと感じます。
手洗いのたびに取ると失くしやすいですし、指にあると傷もつけやすいのではないかと思ってしまいますがどうでしょうか。

そしてその先にはマイクロチップになりそうですね。

昨年末の時点では、いくらスウェーデンでチップを入れている人が何千人といると言われても、まだ先のことのように感じていました。

しかし、新型コロナウイルスにより、この4カ月で生活も変わりましたし、考え方も変わっていきつつあり、マイクロチップを日本人も入れるようになる未来が想像できるようになってしまいました。

コロナにより、大きく人間の生活が変わっていきます。
生活が変わっても、日本人として大切な心や精神は忘れないでいたいものですね。

元々、楽器などのことを書いていた当ブログですが、便利な生活になっても全てAIに任せないで、自分で練習して楽器を演奏するとか、アナログな部分は生活に残していたいと、改めて思いました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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