コロナ後遺症の症状は?様々な症状あり、私達は自己管理が重要となる生活に。

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こんにちは。

コロナウイルスは回復後も後遺症に悩まされるかたが多いようです。
どんな症状があるのでしょうか。

今回は、症状に関する情報をピックアップしたいと思います。

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コロナ後遺症の症状は?様々な症状あり、私達は自己管理が重要となる生活に。

コロナ元患者2千人の後遺症調査 厚労省、8月から実施

厚生労働省は10日、新型コロナウイルスから回復した患者計2千人を対象に、後遺症の実態を調べる研究を8月から始めると発表した。
予防や治療につなげるねらいで、酸素投与が必要だった中等症から重症の患者1千人と、軽症から中等症だった患者1千人を対象とした2種類を予定している。
中等症から重症の患者については、退院から3カ月後、半年後の自覚症状や肺の機能などを調べる。
軽症から中等症の患者については、退院後にどんな症状が続いたかなどをアンケートし、血液検査などもする。
専門家による研究班で来年3月まで実施する。
今後、研究に参加する医療機関を決める。
新型コロナに感染して治療を受けた患者のうち、一部で退院後も自宅で酸素投与が必要になったり、疲れやすい状態が続いたりする例があるとされている。
(朝日新聞デジタルより/020.7.10)

感染したら症状が出るのはもちろんですが、回復後もどのような症状が出るのかというのは、知っておきたいですよね。

コロナ由来での症状であるなら、陽性から陰性になったとしてもある意味まだ継続しているような状態と言えますね。

以下は、感染症専門医の忽那賢志さんの記事です。

新型コロナの後遺症 症状と頻度は?

厚生労働省より新型コロナに罹患した患者さんの後遺症についての調査を行うという発表がありました。
新型コロナは一般的にどれくらいの期間をかけて回復するのでしょうか
また、新型コロナの後遺症どれくらいの頻度で起こり、どのような症状があるのでしょうか?
流行当初の中国からのデータでは、新型コロナウイルス感染症は8割が軽症、約14%が中等症(酸素投与・入院が必要)、約5%が重症(人工呼吸管理など集中治療が必要)とされます。
そして中国からの報告では、持病や年齢によってばらつきはあるものの、軽症では約2週間、中等症・重症では約3~6週間くらいで回復していくとも言われていました。
しかし、アメリカの新型コロナ患者350人を対象とした調査では、診断後14から21日までに元の健康状態に戻った人は軽症患者の64%と入院(中等症以上)患者の39%であったとされ、中国で言われていたよりも回復には時間がかかるようです。
どうやら新型コロナ患者では一定の割合で完全には回復せず、症状が続くことも分かってきました。
新型コロナから回復された方を外来でフォローアップしていると、ときどき慢性症状に悩まされている患者さんがいらっしゃいます。
「体がだるい」「胸が痛い」「息苦しい」「動悸がする」などといった症状を訴えられる患者さんが多い印象です。
しかし、検査を行っても特に異常は見られず、新型コロナ後のいわゆる「コロナ後症候群(post-COVID-19 syndrome)」ではないかと仮診断し経過観察を行っていました。
そんな中、2月下旬から3月にかけて大規模な流行がみられたイタリアから新型コロナの後遺症(コロナ後症候群)に関する報告が出ました。
これによると、新型コロナから回復した後(発症から平均2ヶ月後)も87.4%の患者が何らかの症状を訴えており、特に倦怠感や呼吸苦の症状が続いている方が多いようです。
これは私の外来での実感と一致します。
その他、など様々な症状がみられるようです。
32%の患者で1~2つの症状があり、55%の患者で3つ以上の症状がみられたとのことです。
4割の人が生活の質が低下していると答えており、新型コロナから回復した後も苦しんでいる方が多いことが分かります。
コロナに罹るだけでもぴえんなのに、後遺症まであるなんて、ぴえん超えてぱおんです。
ただし、この報告はイタリアの1施設からの報告であり、すでに症状がなくなっている人よりも、なんらかの症状が残っていて長く外来に通院し続ける理由のある人の方が多く研究に参加しているために、後遺症の頻度が多く見積もられている可能性があります。
加えて、どれくらいの期間こうした症状が続くのかも明らかではありません(例えばライム病やデング熱では慢性症状が数ヶ月~数年くらい続くことがあります)。
また研究参加人数も143人と少ないため、より大規模な研究の結果が待たれるところです。
この他にも新型コロナから回復した後も後遺症が残っている事例が報告されています。
中国の孫文大学第五附属病院からの報告では、新型コロナウイルス感染症で入院していた患者57人が退院した1ヶ月後も、半分以上が呼吸機能に何らかの異常が残っているとされます。
呼吸機能に関する後遺症はこれ以外にも多く出ており、特に重症であった患者さんでは、退院1ヶ月時点で肺機能低下がみられる頻度が高いようです。
この報告は重症度の高い症例が多いため「新型コロナになったら半分が呼吸機能が戻らない」というわけではなく、「重症例では半数以上に退院1ヶ月後も呼吸機能の後遺症がみられる」ということかと思います。
嗅覚・味覚異常は2020年3月以降に注目され始めた新型コロナに特徴的な症状ですが、この嗅覚・味覚異常も回復後少なくともしばらくの間続くようです。
新型コロナ患者を対象とした嗅覚・味覚異常に関する調査では、発症から 4 週間後の時点で 48.7%の患者が嗅覚・味覚異常が完全に回復し、40.7%が完全には良くなっていないものの改善しており、10.6%は嗅覚・味覚異常が続いているまたは悪化していると回答しました。
つまり1割の患者では1ヶ月後も嗅覚・味覚異常が続いているということです。
ちなみに私は鼻茸があるため10年以上嗅覚がありません。だからどうということはないんですが。
この他にも筆者は多彩な症状を訴えられる新型コロナから回復した患者さんを経験しています。
中には「毛が薄くなってきた」と訴えられる患者さんもいらっしゃいます。
まだ論文化はされていないようですが、海外でのいくつかの記事ではすでに紹介されているようです。
・Hair loss, vertigo and vomiting: The effects of ‘long-tail’ coronavirus
・Can stress linked to COVID-19 lead to hair loss or balding?
脱毛はエボラ出血熱やSFTS(重症熱性血小板減少症候群)などの感染症の後遺症としてみられることがありますが、新型コロナでも稀にみられるようです。
新型コロナは感染したときだけでなく、回復した後も私たちを悩ませる恐ろしい感染症です。
新型コロナの後遺症を患わないためには、新型コロナに罹らないことが一番です。
東京都をはじめ都市部では感染者が増加していますが、「手洗い」「咳エチケット」「屋内でのマスク着用」「3密を避ける」といった感染対策を今一度徹底しましょう。(Yahooニュースより/2020.7.18)

主な症状は、
倦怠感、
呼吸苦、
関節痛、
胸痛、
咳、
嗅覚障害、
目や口の乾燥、
鼻炎、
結膜充血、
味覚障害、
頭痛、
痰、
食欲不振、
ノドの痛み、
めまい、
筋肉痛、
下痢
と様々な症状が出るようですね。

これが全部出るというものではなく、人によって異なるようです。
コロナの中にも〇〇株、△△株などがあるなんてニュースもありますね。

稀に、脱毛という症状もあるようです。

これだけ種類があると、何か不調になったらコロナ由来のものである疑いがもたれるのかもしれません。

上の記事は後遺症に関してですが、陽性時の症状も似ているようです。
少しでも体調に変化を感じたら、無理しないで休養する等、自己管理をすべきではないでしょうか。

何はともあれ、かからないのが一番なので、コロナ前よりは予防ということに気を付けて過ごしたいものですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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