大天使からのご加護の内容。二大三大四大七大天使の名前、編成は?近くに天使はいる?

こんにちは。

スピリチュアルについて知ろうとすると、「天使」という存在に関するものに出会います。

エンジェルカード、エンジェルナンバー、エンジェルワーカーなどがそうです。

西洋的な解釈で、天使が私たちを見守っているという考え方があります。

これは東洋的な考えの、神様仏様と同様と解釈してよいでしょう。

今回は、天使の中でも「大天使」と言われる存在、ミカエル、ガブリエル、ラファエル、ウリエルについて書いていきたいと思います。

大天使からのご加護の内容。二大三大四大七大天使の名前、編成は?近くに天使はいる?

大天使とは

大天使(だいてんし、ヘブライ語: המלאך‎、ギリシア語: αρχάγγελος、ラテン語: Archangelus、アラビア語: رئيس الملائكة‎、露: Архангел、英: Archangel)は、アブラハムの宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)の神話に登場する「天使」の階級の一つ。

多くのキリスト教教派では『ダニエル書』に於いて天使の長と言及され『ヨハネの黙示録』で天使の軍を率いるミカエルと、『ダニエル書』で預言者ダニエルが見た幻視を説明し『新約聖書』で洗礼者ヨハネの誕生をザカリアに、イエス・キリストの受胎をマリアに知らせたガブリエルの二大天使に崇敬が広く集まっている。それらに「トビト記」に登場するラファエルを加えた三大天使、さらに外典に登場するウリエルを合わせた四大天使、その上に三体の天使を足した七大天使に言及されることもあるが、これらは教派により聖書正典の扱いが違うため、大きく異なっている。(Wikipediaより)

二大天使・・・ミカエル、ガブリエル
三大天使・・・ミカエル、ガブリエル、ラファエル
四大天使・・・ミカエル、ガブリエル、ラファエル、ウリエル
七大天使・・・ミカエル、ガブリエル、ラファエル、ウリエル + 三天使

上記のように言われています。
七大天使の残りの三大天使については、下記のように解釈が異なります。

  • 『エノク書』・・・ラグエル、ゼラキエル、レミエル
  • 『ディオニュシオス文書』・・・ カマエル、ヨフィエル、ザドキエル
  • 教皇グレゴリウス1世時代のカトリック教会・・・サマエル、オリフィエル、ザカリエル
    (※さらにウリエルがアナエルと入れ替わることがある)
  • 東方正教会・・・セラフィエル、イェグディエル、バラキエル
    (※さらに「イェレミエル」(ウリエルと同体とされることもある)を加えて八大天使とすることもある)
  • コプト正教会・・・スリエル、サラティエル、ザダキエル
    (※さらにウリエルがアニエルと入れ替わる)
  • その他の聖典など・・・メタトロン、サンダルフォン、ラジエルといった全く別の天使が入ることもある。

また、東方正教会の七大天使が各曜日に当てられることがあるそうです。
ミカエル(日曜)
ガブリエル(月曜)
ラファエル(火曜)
ウリエル(水曜)
セアルティエル(木曜)
イェグディエル(金曜)
バラキエル(土曜)

大天使ミカエル

ミカエルは正義の大天使と言われています。
正しいのは何か、どうあることが正しい道につながるのかわからない時、あなたはミカエルに助けを呼ぶことが出来るでしょう。
ミカエルはあなたが正しい道に進む手助けをするために、人生を調整し、確信や洞察をもたらしてくれることでしょう。

ミカエルは「Michael」と書き、ラテン語で発音します。
ヨーロッパで最も親しまれている天使で、英語ではマイケル(Michael)、ドイツ語ではミヒャエル(Michael)、フランス語ではミシェル(Michel)、イタリア語ではミケーレ(Michele)など、ミカエルに由来する人名がたくさんの国にあり、とても人気の名前です。

大天使ミカエルに捧げられ、その名を関した教会や修道院も各地にあります。
ミカエルのお告げによって開かれた修道院と言われるフランスのモン・サン=ミシェルは、「聖ミカエル山」という意味です。
ミカエルはイスラエルの守護者であり、中世にはカトリックと騎士の守護者とされていました。
ミカエルは通常、剣を持つ戦士の姿で表現され、片手に正義の秤を手にしていることもあります。
これは神の偉大な戦士であることを意味します。

紀元前10世紀以降にメソポタミアに移り住んだカルデア人の神から、戦士としてのミカエルのイメージは生まれました。
そこでの偉業が語り継がれ、ユダヤの伝承に重要な神の御使いとして現れました。

旧約聖書の伝承によれば、モーセの前に燃え上がった棘の中にミカエルが現れます。
ヨハネの黙示録の中では、サタンである蛇を千年捕らえおき、最後の審判では「魂を計る者」として登場します。
また、「ダニエル書」では、世界が難局にあるとき、ミカエルが現れると預言されています。

ミカエルは他の天使達や大天使達の働きをパワフルに強め、また、途方もない浄化、防御、叡智の光をもたらす守護の大天使です。 

私たちが、人生の使命・目的を果たすために、何から変えていけば良いか教えてくれます。
ミカエルは、ネガティブから私たちを守りながら、私達の人生の様々な状況で起こる権力闘争やコントロールが渦巻く状況のなかで、自分の道を歩んでいく自信と強さをもたらし、サポートをしてくれます。

大天使ガブリエル

ガブリエルは、「ルカ福音書」において、ナザレにて聖母マリアの前に現れて、キリストを受胎したことを告げます
この場面を描いた「受胎告知」には、純潔の象徴である百合の花を持ったガブリエルが描かれます。
ガブリエルは、神の左側に座すと言われ、最後の審判の時にはラッパを鳴らして死者を蘇らせます。
妊娠と誕生にまつわる伝承が多いことなどから、ガブリエルは女性であるとする説があります。
中世の絵画では女性のように描かれることが多いですが、中性的に描かれたり、優美な青年の姿で描かれたりもします。

ガブリエルは英語で「Gabriel」と書きます。
その語源はシュメール語の「gbr」で、支配者・統治者、そして力を意味するため、「神はわが力」という意味を持っています。
キリスト教ではガブリエルはエデンの園の統治者として現れ「神の言葉を伝えるメッセンジャー」の枠割を持ちます。

ガブリエルは高いヒーリング能力を備えたヒーリングの大天使で、根本的な生命エネルギー、治癒力の光に関係し、癒しが必要な状況や場に呼ぶことができます。

また、子供や育児に関わるあらゆることを助けます。
妊娠中、育児中の女性、子供達への守護と育みは勿論、子供に関係することを仕事にしている人、人生の使命としている人、養子縁組を望んでいる人、インナーチャイルドのサポートも行います。

ガブリエルは聖母マリアと共に、またマリア様をサポートする天使達と共に働きます。

啓示、ガイダンスをクリアに受けとるサポートをします。
何かシリアスなメッセージを伝えなくてはいけない時に、喉のチャクラを浄化し、恐れやブロックを手放し、愛をもって伝えることが出来るようサポートをします。
大天使ガブリエルはメッセージや表現、創造性に関わる大天使なので第五チャクラに関係します。

あなたに必要なメンターや指導者を引き寄せ、芸術家、カウンセラー、教師の守護をします。
あなたが人々に伝えたいこと、表現したいことなど、あなたの“メッセンジャーワーク”のサポートをします。
そのための時間を作るサポートや、YESだけでなく、他者の欲求に愛をもってNOと言えるようサポートをしてくれます。

大天使ラファエル

ラファエルは、捕囚の地に生きたトビトの物語である「トビト書」によると、癒しを行う者、旅人の守護者として登場し、天地創造を見守った天使の一人であると言われます。
トビト書を題材にした絵画では、蛇が巻きついた杖(カドゥケス)や水筒を持ち、サンダルを履いた旅人の姿でよく描かれます。

ヘブライ語の「ラファ:癒す者」という意味が含まれているため、「Raphael」は、「癒しを与える輝く者」という意味があります。
イタリアの画家ラファエロは大天使ラファエルのイタリア語名だそうです。

上記の事から、ラファエルは「癒しの大天使」で「旅人の守護者」と言われています。

「癒しの大天使」=「ヒーラーの大天使」としてよく知られています。
また、ラファエルは地球で生きる私達に役に立つ知恵のサポートをする大天使です。
男性エネルギーの天使で、誠実であり親しみやすい優しいユーモアのセンスと真面目さを備えています。
健康に関するガイダンスやサポートのほか、私たちが人生で必要とする知識が非常に豊富で、導きがほしいときに私たちをサポートしてくれます。

あなたが正しい方向に進むためのインスピレーションや知恵を与えてくれるでしょう。

また、良い医者や、ヒーラーに出会いたいときはサポートをお願いしてみてください。

もちろん、医療従事者や介護職、ボディーワーカーや健康に関係する仕事をしている方は、ラファエルにサポートを願いましょう。
そして、旅人の守護者ですので、旅行に行くときには楽しく過ごせて無事に帰ってこれるよう護ってくれるでしょう。

大天使ウリエル

日本語ではウリエルと表記されることが多いですが、実際の発音はユリエルが近いです。
四大天使のなかで最も謎が多く、解釈に違いがありますが、私達の思考を落ち着かせ、高い知恵と結びつけてくれる大天使であると考えられています。
また、神の無条件の愛と平和の光を届ける大天使としても考えられています。

大天使ウリエルは手に炎を持った姿で描かれます。
この姿は太陽の光そのものを象徴していて、太陽の光のように、人々に恵みを与えることもあれば、時として恐ろしい災害ももたらすこともあるという意味だそうです。

大天使ウリエルは神に任されて地球上の気象、自然現象、季節、天体の運行を司ると言われています。
そして、大天使ウリエルは、「神の光」「神の炎」という別名を持ちます。
太陽に最も近い場所から地球を守りながらも、太陽の眩しさにひるまない「天国で最も鋭敏な視力を持つ者」と言われています。

最も鋭敏な視力を持つということで、ウリエルの物事を見抜く目は、神に背いた罪人を見逃さないそうです。
そして、罪人に神から下される裁きを、地震や洪水など地球環境の変化を人々に警告するのです。

ウリエルは、私たちに必要な情報、アイデア、洞察を与えてくれます。
私たちのいろいろな思考を、金色の光で洗い流し、集中させる助けを持っています。
クレアコグニザンスを助け、「落ち着いて、直観を受けとる」状態に持っていく大天使です。
ミカエル、ガブリエル、ラファエルの働きをサポートし、三大天使を繋げ全体を整える存在とも言われます。

スピリチュアルな考え方で、天使たちはいつも私たちの近くにいて、サポートしてくれる存在と言われます。

エンジェルナンバーと呼ばれる数字がありますが、天使たちがメッセージを送っていると解釈することができます。

また、歩いていて羽が落ちているのを見かけることがあります。

これは、天使が見守っていますとメッセージを送ってくれていると解釈することもできるそうです。

見えなくても天使は私たちの近くにいると考えると、嬉しいですね!

羽を見かけたら、見守ってくれていることに感謝し、天使に願い事をしてみても良いでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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