こんにちは。
フィギュアスケート選手は新プログラムの練習に励んでいると思われる時期ですが、先シーズンにGPシリーズを制したロシアのアリョーナ・コストルナヤが移籍したことが明らかになりました。
今回はこちらに関する記事をピックアップしたいと思います。
コストルナヤもトゥルソワに続きプルシエンコ陣営へ移籍!プル様酷評の新プロ内容は?!
プルシエンコ氏の元には、エテリ陣営からロザノフコーチと共にトゥルソワなどが既に移籍していますね。
トゥルソワは自身のインスタグラム(@avtrusova)で
「人生において決断し、一歩を踏み出す必要な瞬間がある。新たな行動は、新たな成果を生むために必要なことです。必ずしも簡単な決断ではありませんが、全てを考慮すると、強く勇敢に進まなければなりません」
「プルシェンコ氏と協力することに決めました。私にとって、彼は偉大なアスリートであるだけでなく、全ての挑戦を受け入れた優れた人格者です」
とコメントしています。
そして、共に移籍するロザノフ氏に対して、
「私への信頼に感謝します。彼は、自分のことをほとんど話さず、大きな言葉よりも行動を好みます。彼の一生懸命なサポートがなければ、私は自分の業績と勝利を得ることができませんでした。決定的な瞬間に、私を助けてくれた信頼できるコーチです」と、絶大な信頼を寄せていることを表していました。
トゥルソワがエテリ・トゥトベリーゼ氏との師弟関係を解消し、プルシェンコ氏に師事することが発表されたのは今年5月。
昨年のグランプリシリーズで2度の優勝、ファイナルでは3位に輝き、ロシア代表の座を手にした新進気鋭の15歳と、フィギュアスケート界の皇帝と呼ばれた同氏がタッグを組むとの知らせには誰もが驚かされた。
報道には“電撃移籍”の文字が並んだが、事実とは異なっていたようだ。
プルシェンコ氏は、「2年前にトゥルソワの父親から電話があり、私と会って話がしたいと言われたんだ。そして、父親が訪ねてきて、コーチの依頼について、『私(プルシェンコ氏)の考えは?』と聞かれたんだ」とコメント。
今回のコーチ就任は急転直下の出来事ではなかったと明かした。
トゥルソワが13歳の頃、オファーを受けたと言うプルシェンコ氏は、
「あの時は、まだ小規模なリンクだけしか持っておらず(十分な)練習を行なうことが難しい状況だった。だから、『今は(依頼を)受けることはできない。時間を待ちましょう』と返事をしたんだ」と、当時を振り返った。
「そして、その時が訪れた。トゥルソワと家族は改めて私に会いに来て、『コーチを依頼したい』と告げたんだ」と語り、コーチ就任までの舞台裏を告白した。
また、今回のコーチ変更に同氏側からの経済的支援が影響したのでは?と伝える一部報道について、プルシェンコ氏は、「私が金銭でトゥルソワを勧誘したと、複数のメディアが報じている。しかし、多くの人々が知っているとおり、彼女の家庭はかなり裕福で、報道にあるような(経済的)支援を必要としていない。付け加えるが、私は金銭で誰かを勧誘しようと考えたことなど1度もない」とコメント。
噂を完全に否定した。(THE DIGESTより/2020.6.21)
6月にはトゥルソワ移籍について、以前から決まっていたことと話していますね。
確か、プルシエンコ氏は2、3年前に「すごい選手が来る」と言っていたので、この報道を見たときに、あの時のすごい選手はトゥルソワの事だったのかなと感じました。
前評判では、コストルヤ、シェルバコワの中でも1つ飛びぬけている印象でしたよね。
そして、今回のコストルナヤについての報道です。
「プログラムを観たが、ひどいものだ」プルシェンコがコストルナヤ移籍に関して、旧陣営へ辛辣なコメント
ロシアフィギュアスケート界で、昨シーズンのGPファイナルを制したアリョーナ・コストルナヤの移籍をめぐり、新旧コーチの舌戦が勃発している。
旧コーチ、エテリ・トゥトベリーゼ氏の見解に、新コーチに就任したエフゲニー・プルシェンコ氏による反論を、ロシアメディア『RT』が報じている。
発端は、これまでコストルナヤの指導を任されていたトゥトベリーゼ氏が、先日明らかとなった今回のコーチ変更に関して、自身のSNS上でその経緯を告白。
同選手側から同じリンク上で練習したくない選手のリストを渡された陣営は、受け入れ難い要望と判断。
師弟関係の解消を決断するに至ったというものだ。
この発言を受け、五輪2大会の金メダリストで新コーチのプルシェンコ氏は、
「馬鹿げた話。コストルナヤは、誰とでも一緒に喜んで練習していた」とコメント。
「何の問題もない。どの選手とも快く練習をするし、他の選手たちを積極的に受け入れている。仲間の存在が必要なことを理解している」と反論した。
移籍の理由については、同選手が一層の向上を目指し、変化を求めていたためだと明言。
全く異なるチームで強力な指導体制の下、4回転の習得、美しく興味深いプログラムの採用を望んでいたと説明した。
加えて、ロシア国内の移籍に対する風潮を、「何かとんでもないことが起きているかのように捉える傾向がある。しかし、あくまでも普通のこと」と一喝。
「コストルナヤは、旧陣営ではうまくいかなかった。何かが適していなかった。もしかしたら、それは考え方だったのかもしれない。とにかく、移籍を決めるのは選手たちだ。協会や親は関知せず、コストルナヤが同意した。あくまでも自発的にね」と主張した。
今年5月には、昨シーズンのGPシリーズで優勝2回、ファイナルで銅メダルに輝いたアレクサンドラ・トゥルソワがプルシェンコ陣営へ移籍。
コストルナヤと同じ2022北京五輪のメダル有力候補がトゥトベリーゼ氏の元を去っている。プルシェンコ氏は、「これ以上この話を大きくしたくない」と述べる一方で、
「我々は独自性をもって2選手を100パーセント変える予定だ。インスタグラムでコストルナヤの直近のプログラムを観たが、まさにひどいものだ。選手本人も気に入っていないと言っていたよ」と、トゥトベリーゼ陣営へ向けて辛辣な言葉を放った。
フィギュアスケート大国ロシアの代表コーチでもある2人。
お家騒動となるのは、選手、コーチともに避けたいところではあるだろう。(THE DIGESTより/2020.8.4)
この新しいプログラムを酷評していますが、どんなものなのでしょうか。
調べましたら、一部ですが、こちらの事かと思いますので、リンクを貼っておきますね。
これだけでは、ひどいものか判断はできかねますが、もしコストルナヤが気に入ってないと言ったことが本当だとするなら、クラシック系の王道の選曲で滑りたい願望があるのかもしれません。
次のオリンピックを狙える選手がたくさんいるロシアでは今後は更に熾烈な戦いになりそうです。
エテリコーチ、トゥクタミシェワ率いるミーシンコーチ、そしてプルシエンココーチと、今後の動きに目が離せませんね。
グランプリシリーズも中止ではなくて行われるようですので、また楽しみが増えました。
最後までお読みいただきありがとうございました。